従業員がハッピーでなければ、お客さまへの良いサービスは提供できません。そこに勤める社員が幸せであることで、感動していただけるようなサービスを提供でき、事業を将来にわたって継続していけるのです。そこに私たちの経営理念の根幹があります。
ただし、私たちの考える「幸せ」とは、入社さえすれば自動的に享受できる種類のものではありません。必要なのは、お客さまが期待する以上のサービスでいかに応えるか、という気持ちです。そのための努力を惜しまず、自己成長をいつも意識しながら専門知識や技能スキルを身につけ、トータルな人間力をえるために力を尽くした結果として、価値の高いサービスが提供できるようになります。
一人ひとりの社員が、お客さまからも会社のスタッフからもトータルな人間力を評価された結果として、ビジネスは成果となって結実します。その総和が会社の利益となります。
仕事の意味の中で、報酬やキャリアアップがモチベーションとなる人は多いでしょう。ですが、難易度の高い仕事にチャレンジし、上司や同僚から評価を受け、賞賛を浴びることや、自ら知恵を振り絞って考え、工夫し、汗をかいた仕事の結果、お客様に感謝されることこそが、最も「幸せ」を感じられるものです。もちろん、結果として、従業員の成果は各自の報酬やポジションなどに反映され、それらが得られたときの充実感はかけがえのないものでしょう。それが仕事における「幸せ」だと私たちは考えます。
私たちの会社に入った人は、まず幸せを実現してほしいと思います。
加えて、人に貢献し、人に影響を与えることも重要なことと考えています。そのためには私的な成長が欠かせないことであり、自分自身の成長をたゆまず図っていくことが、お客さまへのサービスにつながっていきます。しかし、自分が単に成長すればいいということではありません。「自分が」ではなく、「人ありき」という考え方に価値があるのです。
これは利己ではなく、利他を優先するという考え方です。
自分ではなく周りの人を利するということを優先し、そのためにどうしていくかという原点の大切さです。このマインドがなければ、決して成功につながっていかないと、私たちは考えます。ぜひそれを若い人に学んでほしいと思いますし、それが多くのビジネスの中での普遍的な価値と考えています。
そういうマインド、行動姿勢で動いていることに価値があります。
まだ新入社員で具体的に役立つことは少ないけれども、知識もない状況の中でも、周りの人はそんな懸命な姿勢をしっかり見ています。一生懸命取り組むあなたの姿勢を見て、もっと育ってほしいとか、しっかりとした指導を実施して早く育てていこうというマインドが湧き起こってくるのです。それはお客さまも同じ気持ちです。まだスキルは未熟だけれど、一途な若者の気持ちに何とか応えてあげよう、と心を動かされるのです。
常に利他の気持ちでいるけれど、結果的には自利につながるのです。
私たちが共に汗したいと思う人は、そのようなマインドを持っている人です。あるいは、今まで学生だったので意識していなかったけれども、社会人になったからにはそういうマインドを持とうと意識できる人に出会いたいのです。そんなあなたならば、私たちといっしょに働くことで、ほかのどんな会社で仕事をするよりも早く成長していけると確信しています。
私たちは、保険代理店という既成概念にとどまっていません。
商品を売るというスタンスではなく、たとえば企業のリスクマネジメントの一環として、有効な手段である保険を提案しています。お客さまにとって何が最も必要なのか、本当に必要なものを探ることから始めるリスクアセスメントには大変な時間がかかります。人が財産である知識サービス産業である以上、最も人財に注力していくビジネスでありたいと考えていますから、人が育つための環境の構築とインフラ整備、そして研修というところに費用と時間を投じています。
私たちは、お客さまがお困りのところをサポートするために、努力もコストも惜しみません。
適切な保険の提案をするために、決算書を読み取る知識や税の知識、社労士事務所がカバーするところの労務管理の知識についても応じられるような体制を整えています。いわば、お客さま法人にとって、社外法務部のようなアドバイスができる立場にありたいと考えているのです。もちろん、社員すべてが最初からその域に達している訳ではありませんが、常により高みを目指していきたい、チームとして高いプロフェッショナリティを持ってお客さまにサービスを提供していきたいという志を持っています。
利他のマインドで人のために動ける、志の高い社員とぜひいっしょに働いてほしいと考えています。